2016/09/02

ええと、いまいくつかの企画に向けて色々と準備している段階で、アナウンスはまだ先になりますが、読んでくださってる方が楽しんでいただけたらと思います。まあ、誰よりも自分が一番楽しんでるんだけどね、こういうの。だから、なんのことを言ってるんだっていう。しばしお待ちを!

 

テキサス、オースチンのインディー・ポップ・バンド、Golden Graves(Facebook)。昨年発表のEP「GOLDEN GRAVES」を何ヶ月か前に聴いたらすごく良くて、気になってたところにこの新作。このあいだのリッキー・ハミルトンのインタビューなんかもそうなんだけど、音楽を掘るうえで地域にフォーカスするっていうのはすごく面白い結果を産むときがあって。もちろん、オースチンといえばLiteratureがスタートしたいまではインディー・ポップの一大都市で、最近だとYoung Girlsの「Party Blood」とか前回のエントリーで紹介したPleasersとか、そっち方面は多分これを読んでくださっている方々のほうが詳しいのではないかと。それから、デスメタル/グラインドコアの老舗レーベルRelapseから新作「RR7349」がリリースされるという話題性すら霞んでしまうほどに、米テレビ局Netflixのドラマ・シリーズ「Stranger Things」のスコアを手がけたという驚天動地の大事件によって世界中から現在注目の的となっているS U R V I V Eが所属するHolodeck(この辺のことはその記号性をひとつひとつ紐解いてちゃんと論じてみたいとずっと思っていたのだけれど、ここまで来たらもういいかなって。そこらのテキトーなことやってる人たちのリファレンス素材に使われるのも癪なんで。したり顔でこの辺のことをよく調べもせずに書く人の文を楽しみに待ちたいなと。あはは)またはその周辺のシンセ・シーンってのもオースチンには存在するわけで、または今年の5月に現地で開催されたSmpopped Fest2というフェスに参加している面子を見ていても、ストーナー/ハードロックの新星Crypt Trip(彼らはオースチンではなくサンマルコスだけど)とかもこのGolden Gravesと一緒にその名を連ねていたりとか、数年前からこの地のインディーな音楽シーンにはどこか音楽的に未分化な、もしくは他のジャンルに寛容なものを僕なんかは感じてるんだけど、実際のところはどうなのか。前置きが長くなった。Golden Gravesはシューゲイズだったりジャングル・ポップだったり、まあそういう「今」の音楽の集合体って感じ。非常に良い。

 

これはずっと待ってた!スウェーデンのストーナー/ハードロック・バンドSVVAMP(Facebook)の1stアルバム。今年のアタマにバンドのセルフ・リリースで発表されたLPが、名門RidingEasyより正式にリリース。数ヶ月前にこのアルバムをBandcampで発見して、その時点で聴けるのはTrk-3の”Burning Down”のみだったにも関わらず、ストーナーバンドが全力でスワンプやったような音にぶっ飛んだ!これは最高中の最高だ!バンド名の時点でセンスの塊としかいいようがないし、スワンプに限らずクラシックロックのメタル的解釈としてのストーナー/デザートロック、またはドゥーム、っていうようなバンド自体は別段珍しくはないけど、ようやくフルでアルバムを聴くことができたいま、ここまでのクオリティのものを聴いたのはいつ以来だろう、っていう。また、これは非常に「スウェーデン的」というか、スウェーデンからしか現れ得なかった類の音楽だとも。先日開催されて大いに話題を呼んだPsycho LAなんかは、Alice Cooperを最終日のヘッドライナーに据えたことからもわかるように、アメリカ人たちによるハードロック史の源流の再確認、という裏テーマがあったのは間違いないのだが、そのアメリカを中心として70年代に育まれた音楽を、メタルを通過したヘヴィ・ロックのスタイルでプレイしつつ、そこに塗された彼の地の音楽が持つ叙情性、乾ききったギターの音から滲む情緒。それに僕は否が応にも惹きつけられてしまうんだ。名盤。

 

全然情報の出てこないハードコア・バンドの2012年作。Killed By Hardcoreというサイトから無断転載すると

Itansha prefers not to disclose any information.
Trying to avoid as much use of “keywords” as possible.
Many bands are using these keywords in order to achieve legitimacy and approval. Instead, you decide what you hear, you read the translated lyrics and decide what it means to yourself.

とのことで、まあそのコンセプト通りに情報の遮断っぷりは徹底しているなと。しかしこれが死ぬほどクールなハードコアパンクで、音源を手に入れてからというもの、よく出勤時なんかに聴いてはどうしょうもなく憂鬱な気持ちになったりしている。歌詞、というか言葉のひとつひとつがこちらに襲いかかってくるかのようで。このバンドについてご存知のかたがいらっしゃったら、色々教えていただきたいなあ。

 

カテゴリー: Diary パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中