compound fractures by jungle jims

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このカリフォルニアのandrew vegaによるひとりユニットjungle jimsというアーティストとの出会いは、ドゥームとかサイケでなんか面白いアーティストいないかなと、いつものようにBandcampをサーチしてるときだった。幼少期のヒトラーをジャケットに据えたカバー・ミニアルバム「carniceria」、これが非常に秀逸で。


おそらくは権利関係への目配せから、楽曲クレジットがアルファベットの頭文字(“GWTF”とか)になっているので勝手にここにソング・クレジットを列記すると、Trk-1″Fell In Love With A Girl(White Stripes Cover)”、Trk-2″Go With The Flow(QUeen Of The Stone Age Cover)”、Trk-3″House Of The Rising Sun(Traditional Cover)”、Trk-4″Be Forewarned(Pentagram Cover)”、Trk-5″All Have To Do Is A Dream(Felice and Boudleaux Bryant Cover)”・・・と、こんな感じ。Trk-3はアニマルズやディランのカバーで、Trk-5はEverly Brothersのver.でお馴染みの楽曲。で、やはり僕的にはTrk-4、Pentagramのカバー!!ドゥームとかハードロックの文脈にいなさそうなアーティストがPentagramを取り上げるのってすごく面白いなと。Pentagramの1stアルバムはドゥーム・ロックの歴史的名盤として名高いが、私観ではあのアルバムはドゥームとパンク・ロックとの奇跡的な邂逅であり、まあ、そういうことを言うとSaint Vitusはドゥームとハードコアのクロスオーバーだったじゃないか、とかストーナーやスラッジはどうなんだとかコアな意見が上がるところではあると思う。なので、Pentagramの1stの解読に関しては別の機会にガッチリと。で、ここでjungle jimsがカバーしているのがPentagramの94年作「Be Forwraned」のタイトル・ナンバーで、これがアシッド!の一言に尽きる、素晴らしい解釈を加えたもので。慌ててjungle jimsのオリジナル作品である2015年の本作、すなわち「compound fractures」を聴いたんだけど。


これは凄いね!演ってる本人の意識としてはエクスペリメンタルなんだろうけど、アシッド・フォーク、サイケ、サイケ・ポップなどからダウナー感のみを抽出したような作品。アシッドなTrk-1″moonbrain milkshake”(ちょっとGalaxie 500の傑作「On Fire」みたいな響きがある)、Airの”Radio #1″のサンプリングを使用し、不穏なリーディングと美しいサビとの対比が鮮烈なTrk-4″eclectic feels”など、聴き所ばかり。激良。

カテゴリー: acid folk, alternative, doom, experimental, folk, psychedelic パーマリンク

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