Shadows by Desert’s Mind

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ロシア、ウラジオストクのサイケ/オルタナティブ、Desert’s Mind(FacebookSoundcloud)。

これは最近知ったことなのだけれども、旧ロシア連邦圏ではFacebookやTwitterよりもVKというSNSのほうが主流らしくて、彼らのコミュニティ(こちら)を覗いてみると非常な賑わいを見せているのが確認できる(ロシア語で読めないけれど・・・)

 

彼らの結成は2012年。バンドの初期にはストーナー的方向性を強く意識していたとのことで、そのころの音源が1曲のみであるが2013年の1stシングル「Motherfucker」で聴ける。2014年にメンバーチェンジを経て、バンド結成時から書き溜めたマテリアルを1年かけてリアレンジしてレコーディングしたものがこの1stアルバム「Shadows」ということらしい。

バンド本来のストーナー的指向性をよりサイケデッリック方面へと振り切りつつ、そこに4つ打ちのダンス・ロックやオルタナティブなどの他要素を加えたという本作は、ポスト・パンクやシューゲイズなどの音楽が盛んに見えるロシアのインディー・ミュージックのなかでも非常に異彩を放っているように思える。Trk-3の”Elvis”は98年のアメリカ映画「シックス・ストリングス・サムライ」に、Trk-5の”A Hobo With a Shotgun”は2011年のカナダの同名映画にそれぞれインスパイアされたとのことで、これらはVoのトラッシュ・ムービーへの嗜好によるものらしいのだけれども、彼らの音楽のアトモスフェアに非常にマッチしているというか、自分たちの音楽をシリアスに受け止めないでくれ!という彼らの意図がそこにはあるような気がする。アルバムのベスト・トラックはTrk-6”Shadows pt.1”~Trk-7”Shadows pt.2″の、ライトなサイケデリック・ナンバー2連発。この2曲の持つ非スタイリッシュな熱量は、英米のようなロック・ヒストリーの中心にある国からは決して生まれなかった類の「歪な」音楽だと思うし、聴いていると俄然としてロシアという国のインディー・ミュージックに興味が沸いて来るというものだ。

彼らの新曲のデモのリハーサル光景。彼らが1stアルバムよりもより重厚で深遠なサイケデリック・サウンドへと傾倒して行っていることがわかる、非常に鮮烈な楽曲だ。はやくレコーディングしてリリースしてくれないかしら。

カテゴリー: alternative, psychedelic, stoner パーマリンク

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