Epimeleia by Darian Stahl

 

a3337081294_10テキサス州サンアントニオのアシッド・フォーク/エクスペリメンタル、Darian Stahl(TwitterTumblr)については当ブログでも2012年のアルバム「Neckless:Restraintless」を取りあげたことがあるが(関連エントリー)、同年10月にTaj Ghostよりリリースされた「disspated desolation」の、Ricky Eat Acidの「seeind little ghost everywhere」を連想させるようなエクスペリメンタル・サウンドが印象的なアルバムを最後に彼はその活動を停止してしまう。上記した2作品がどちらも素晴らしい出来栄えだっただけに僕は活動の再開を願っていたのだが、今年に入ってからまた新しい音源を僕らに届けてくれた。

まずは1月に自身のBandcampにてEP「Changa」を、2月には旧知のTaj GhostよりFlossy cloudsとのSplit「Flossy Clouds/Darian Stahl Split」をリリース、そして先月に自身のBandcampに戻ってEP「Epimeleia」を発表している。

一聴して驚かされるのが、過去作における彼のアシッド・フォーク的なサウンドを基調としながらも、この数年のComa Cinema/Elvis Depressedly、Alex G、Foxes In FictionなどのOrchid Tapes勢からのインフルエンスを猛烈に感じさせること、そしてそれらを模倣するのではなく自身の音楽へと吸収・昇華し切っている点だ。これは決してlo-fiなフォーク・サウンド、と一言で片付けられる代物ではない。そして、過去作でも見せた歌声は未だ健在。彼はあまりトラックに音数を詰め込むタイプのアーティストではないのだが、その一音一音の隙間からも静謐な「音楽」が聴こえてくるようで、そのサウンドには否が応にも惹きつけられてしまう。傑作です。

 

カテゴリー: acid folk, bedroom pop, experimental, folk パーマリンク

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