“The Folk EP” by Bashful Hips

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昨日、迷われレコードさんとの共同リリースで鳴子ナセバのセカンド・シングル「水面飛行」を無事にリリースすることが出来ました(こちら!)聴いてくださった方々、ありがとうございます!まだの方は是非宜しくお願い致します!こういうカタチでアーティストやレーベルとタッグを組んでブログと連動して音源をリリースすることで、作品に付随する「情報」とか付加価値の部分、それがたとえどんなに膨大なものであっても、を一緒にリスナーの方々に提供出来るんじゃないか、それってうまくやったら情報量の多いアーティストにとって上手く機能していく場所になるんじゃないか・・・っていうのが、当ブログでBandcampページをスタートさせた理由で。だって、レビューとかインタビューとかそういうのをこのブログでやって音源とセットにしたら、他のブログとかにレビューしてもらうのを待たなくてもリスナーの方に必要な情報を提供できるわけだから。ただ、それはあくまでも対いちリスナーの方、いち読者の方に冠する話で。その次。その数を増やすにはどうしたらいいんだ?音楽性云々は関係なく、とりあえず僕のところみたいな弱小ブログなんかどこも相手になんかしてくれないだろうし、国内に関しては多分僕の人格とか人間性とか過去の言動ってのが問題になるんだろうし。そこが最大のデメリットになるっていうことを、今後関わってくださる方々ひとりひとりに説明するのは当然として。じゃあ、やっぱり僕はなにもしないほうがよかったのか?

当ブログは以前海外の大手メディアにクレジットしてもらったこと、それからそれがキッカケだったんだと思うんだけど、とある音楽プロモーションみたいなサイトに掲載されて、規模の大小を問わず海外のアーティスト、レーベル、プロモーターから音源の売り込みがメールで毎日のようにやって来る。僕のところではこういうエントリーを一時期ページ固定でブログの冒頭に掲げていたこともあって、まあそういうメールに添付されている音源をチェックするのが日常になっているんだけれども。正直、その99.9%は僕の興味の対象外の音楽だったりして。それでも、必ずメールの全文に目を通して、音源をひととおり聴くようにはしていて。だって、有り難いもんね、そういうの。なので、海外のサイトに向けてメールでプロモーションを行う際のノウハウだとかフォーマットに関する知識・能力値だけは僕に蓄積していく日々が続いていたわけなんだけど。「水面飛行」の音楽性にフィットするようなサイトって僕がいつもチェックしてるような国外のブログとかにはなかったりして。

コロラド州デンバーのIan Fellermanによるワンマンユニット、Bashful Hipsは、そんな僕のところに届いたプロモーション・メールで知ったアーティストのなかで、はじめてブロギングしようと思ったアーティスト。Bashful HipsはIan FellermanがAbysmal Creaturesというエレクトロニックなパンク・バンドで数年活動したあと、2012年から自身の音楽性を追及しようとしてスタートさせたプロジェクトで、彼のウェブサイトですべての作品をフリーで公開している。lo-fiでエレクトロニックなサウンドを貴重としているが、かなり多作なアーティストで作品毎に音楽的方向性も異なるので、手っ取り早くその大まかなところをチェックするならばBandcampにもあがっているベスト盤をチェックするのがいいのではないかと思う。

そしてこれが今年の4月にリリースされたばかりのEP。本作で彼はこれまでのエレクトロニック路線を封印して、lo-fiなフォークミュージック、しかもかなりトラディショナルなといっていいスタイルへと回帰してみせている。そして、彼の歌唱が非常にGo-Betweensのロバート・フォースターを思い起こさせるもので、ゴービトでも断然ロバート派の僕としては親近感が沸く。本作の解説から引用すると、

This EP is about having the American dream fall apart in your hands, being psychologically damaged from that, constantly traveling, not having a home, toxic partners, grieving, heart break and the need to be free but still wanting that American dream so fucking bad but knowing it’s not actually attainable.

とのことで、そういった「痛み」や絶望に支配されているさまは、それぞれ”Folk Song #1”~”Folk Song #4″と投げやりにつけられた曲名に見てとることができるし、それでも求めてやまない「アメリカン・ドリーム」への切望がこの痛々しい歌声である、としてもいいのだろう。こういう哀しい音楽は僕の大好きなところだし、こういう音楽がDIGらなくても向こうからやってくるようになったっていうのは本当に自分にとっては大きなことだ。

まあ、僕も焦らず色んなサイトに売り込みかけて行こうと思います。

カテゴリー: acid folk, folk, lo-fi パーマリンク

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