Girl / Walk Away by Trowler

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昨晩いつものようにBandcampサーフをしている際に、偶然このジャケットが目に止まって、Power Pop好きとしては当然のようにPhil Seymour(!!)の2枚のアルバムに似たカヴァーだなあと思い、試聴して即購入したアーティスト。

Trowler(FacebookSoundcloudTwitter)はイギリス、コリンガム出身の若干18歳のマルチ・インストゥルメンタリスト、Alfie Firminによるワンマン・ユニット(ライブなどは他にメンバーを迎えて行っている模様)であり、10代の若々しい感性と、60’sのポップ・ミュージックに抱く憧憬、またはそれらからのインフルエンスを自身のポップ・ソングへと昇華せんとする野心に溢れた、非常に魅力的な存在である。

彼のキャリアはまず、昨年8月に”Primal Colours”と題された楽曲を自身のSoundcloud、またはBandcampにて公開するとことからスタートしている。

Soundcloudにて「Demo」と位置づけてはいるものの、60’sサウンドに影響を受けたサイケポップ的な楽曲が必然的にインディーポップとリンクしていったかのようなこの楽曲は、ただのデモとして片付けられない魅力を放っている。楽曲のタイトルは恐らくはBeatlesの68年の未発表アルバムからの引用ではないかと思うのだが、そういうった彼が(現在進行形で)影響を受けている過去の音楽への憧れをストレートに示すスタンスにも、非常に好感が持てる。その数ヵ月後、中期Beatles、Hollies(Evolution~Butterflyあたりの)、初期Blossom Toesあたりのサイケ・ポップ感を漂わせる”Garden of Eden(Demo)“をSoundcloudにて発表、そしてマンチェスターの新興レーベルEcholalia Records(FacebookTumblr) と契約、同レーベルからの第2弾アーティストとして先日リリースされたのがこのシングル「Girl/Walk Away」だ。

僕のファースト・インプレッション、Phil Seymourのアルバム・ジャケットみたい、っていうのは当たらずとも遠からずというか、Phil Seumourのようなパワーポップ・サウンドではなかったけれども、Trk-1の”Girl”の瑞々しいポップ・サウンドはインディー・ポップ・ファンなら間違いなくヒットするものがあるはずであるし、60’s特有のモノラル録音が耳を引くTrk-2”Walk Away”は初期Searchersあたりのハーモニーを彷彿とさせるものがあるし、デビューシングルの時点で既に彼の音楽性が恐るべき完成度を誇るものであることは明白だ。公な音楽活動が昨年からということで、今後の活動が期待できる新人アーティストの登場だ、と断言しておこう。

 

カテゴリー: indie pop, pop パーマリンク

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