ARCHIVES – VOLUME ONE/TWO/THREE by Jaime Paul Lamb

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フェニックス出身のパンクス/ロックンローラー、Jaime Paul Lamb(SoundcloudGoogle+)は1985年に14歳でAborted Fetusにベーシストとして参加してから現在に至るまで、数多くのバンドに在籍しさまざまなレコーディングを行ってきたらしい。「らしい」というのは、僕はついさっきBandcampにアップロードされたこのアーティストのアーカイブシリーズでJaime Paul Lambを知って、そのキラーなパンクロックチューンの数々に慌てて音源を購入して、いま興奮しながらも必死になって情報をネットで探しながらこれを書いているから。全然知らなかったよ、こんなカッコいいパンク・ロッカー。

なんでもJaime Paul Lambが91年から05年までにさまざまなバンドで録音した未発表のマテリアルをまとめたものがこのアーカイブシリーズらしくて、今年の7月にはSlovenly/Black Gladiatorより90年代のガレージパンクを席巻したロックンロール・レーベルCRYPT Records総帥Tim Warrenによってマスタリングを施されたダブルLP「WE’RE LOUD!: 90’s Cassette Punk Unknowns」のリリースも控えているそうで。

avatars-000133636637-d5i67j-t500x500もともとがカセット音源ということで音ももちろん良くないものがほとんどだけれども、曲/名義によってパンクだったりガレージだったり、またはパワーポップ風味だったりするそのどれもに夥しい熱が込められていて、目頭が熱くなるよ、本当に。VOLUME TWOの冒頭のDROP OUTS名義でのRAWなパンクロックサウンドは、時代性を軽く飛び越えて僕の心をシェイク!させてくれる。

このオブスキュアな音源の発掘の意義って、90年代(に限ったことではないけれども)のカセット音源、特にデモテープってもうこの世にほとんど存在しないことになっているレベルというか、インターネットにまったくといっていいほど情報がなかったりして。Bandcampなどのプラットフォームが発達した現代においては、もちろん協力者が必要な場合も多いだろうけれども、そういった音源をアーティスト自身が自らアーカイブ化していくことが出来るということを示すものであることなのかなって。僕の場合だと、90年代前半にせっせとファンジン読んでアーティストに郵便局から為替送って、そうやってアクションを起こしてはじめて手に入れる事の出来たメタルのデモテープ音源に人生観を形成されたし、あれから20年が経ったいまでもその辺の音源を探しているくらいなので。そのジャンルに関わらず、アーティスト自身によるセルフ発掘運動とでもいうべきこういう向きは個人的に大歓迎であるし、今後加速していってほしいムーブのひとつだ。

カテゴリー: garage, power pop, punk, R&R パーマリンク

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