Somehow, We Flew by Lake Feile

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カナダ、ブリティッシュコロンビアのMatteo Neufeld によるアンビエント・プロジェクト、Lake Feile(FacebookYouTubevimeo)。

僕は2年ちょっと前にこんなエントリー起こしたころから、もうずーっと、このアーティストの音楽を追ってきた。基本的には寡作な人ながら、ゆっくりと、世間に惑わされることなく自身の音楽をBandcampやSoundcloud、または彼のYouTube、vimeoに淡々とアップロードしていくスタンスは、不器用なようでいて芯の強さを感じさせるもので、その虚飾を一切排したアンビエント・サウンドとともに、僕にはとても魅力的に映り続けている。

例えば2013年の12月リリースのこの曲から連想されるような、深い悲しみと絶望に全身が浸かってしまいながらも、いつか期せずして訪れたほんのすこしだけの休息。誰かを傷つけることも、もちろん自分を痛めつけることも放棄したときの、ほんの一瞬の心の平穏。僕には絶対に、こんな音楽が必要だ。

そして、きのうきょうと彼のSoundcloudにて新曲が4曲も(!)公開された。

かつてOceans Apart(Facebook)というポスト・ロック・バンドとのコラボレーションをアナウンスしたりもした(注・僕は音源は未確認です)ので想定内ではあったけれど、ポスト・ロック的アプローチが顕著になってきたなと。それよりも、ストリングスが胸を突き指すように響く、痛みを伴ったかのようなネオ・クラシカル風味の”Somehow,We Flew”なんか、僕の最愛のBlake Meltonの傑作「Diastima」みたいではないか!と僕はひとり勝手に興奮したりしたんだけど。そう、このトラックのタイトル通りに「どうにかして、僕らは飛び立った」ということは決して嘘偽りのない事実であるはずなのだけれども。僕の人生からあなたは消失してしまった。人っていうのは言うまでもなく、心変わりするものだから。それはきっと、仕方のないこと。決して果たされることのなかった約束の数々。あなたの「不在」を前にして、僕はただただ嘆くことしか出来ない。それでも、このLake Feileが奏でる巨大な音楽の前で、いま。僕の心はどこまでも穏やかなんだ。

読んでくれてありがとう。皆様が、明日も健康でありますように。

 

カテゴリー: ambient パーマリンク

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