Premi Bisou by Premi Bisou

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Premi Bisou(Facebook)は米リッチモンドのアンビエント・アーティスト、Blake MeltonとJoshua Franklin(aka Lotus Grid)によるユニットだ。(Blake Melton:FacebookSoundcloud Lotus Grid:FaccebookSoundcloud)今年の1月1日に彼らはデビューシングルとなる「Eskimo Kiss/End Of An Era」をリリースし、それから半年が経ったこの7月上旬に、上記2曲を含む正式なEP「Premi Bisou」をBandcampにて公開スタートした。

二人がそれぞれのキャリアで追求しているエレクトロニックサウンドやアンビエントを下敷きに、この数年流行しているモダンなアンビエントR&Bサウンドを展開してみせた意欲作だ。Joshua Franklinの卓越したボーカリゼーションについては彼のソロ作「lonliness | independence」で確認済みだったが、このR&Bサウンドと彼の声の相性の良さには驚かされた。

もともと、Blake MeltonとJoshua FranklinとはΩ名義でのコラボレーションを2年くらい前から単発的にSoundcloudにアップしていて(例えば、正式なリリースが待たれる大名曲のこれとか)、その結実が”Solitus”というトラックだったのだと思う。

Blake Melton、Lotus Gridがそれぞれ展開してきた音楽と、Premi Bisouとにこの楽曲を据えると彼らにとってのPremi Bisouの意味みたいなものが透けてくる。このトラックをさらに発展させていったのがPremi Bisouというユニットであり、今回のEP・・・ということなのだろう。

 

・・・さて。ここからは、僕が大好きな「余談」の類の話。もしくは、信仰の告白。僕にとって、Blake Meltonというのはその存在がもはや畏怖の対象ですらある。この、とてつもなく美しい音楽をクリエイトするアーティストが世界のどこかで確かに息をしているということ、その作品のクオリティーの高さにはまったく不似合いな数少ない彼のリスナーたちにとって、彼の音楽は他のなにものにも代替不可能な「体験」であるということ、そして、いまこの瞬間にも彼は彼にとっての新たな最高傑作を産み出そうと全身全霊を込めて音楽制作に邁進しているであろうということ・・・そのすべてがもう、ほとんど神話のようではないかと思う。彼の、2月にリリースされたアルバム「Cathedral」は今年度ベストどころか、この10年でもっとも美しいアルバムのひとつだ、ともうここで断言してしまおう。当ブログが昨年行った彼のインタビューにて「Cathedral」の構想が語られてから、ずっとその完成を待ちわびていた作品がリリースされたころ。非常にパーソナルな話で申し訳ないが、僕にとって大切な人の身にとある悲しい出来事が降りかかるということがあって。このアルバムは何度も何度も聴いていたし、彼のインタビューまで行った人間としてはちゃんとした形でレビューするのが筋だとは思いながら、そういった事情もあってこのトゥー・マッチなくらいに重苦しい作品に向き合って言葉にするということが、どうしても自分には出来なかった。いろんなことが落ち着いて、また、自分の中で多々思うところがあり、この1年以上更新ペースの落ちていた当ブログをもう一度リスタートしようと最近エントリーを重ねているのだけれど。「Cathedral」はどうしても、避けては通れないというか。なので、近いうちにあのアルバムのレビューをしようと思います。

 

 

カテゴリー: ambient, R&B パーマリンク

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