21 & Up by Teenage Heavy

当ブログでも折に触れて取り上げてきてはいるのだけれども、ここ数年の現行のサンディエゴのインディー・シーンは本当に面白い。残念ながら活動を停止してしまったJacob Turnbloom率いるMrs.Magician(関連エントリー)も新たにThe Grave Walks(Soundcloud)というユニットをスタートさせて今年にはLPがリリースされるだとか、まあこの辺の話は長くなるので今回は省略するけれども、そのサンディエゴからまた要注目なアーティストの登場である。

Teenage Heavy(Soundcloud,Facebook,Twitter)はバイオを見るとFredとChristianという人物の二人組?だということ。それに加えてサンディエゴのアーティストであるということを除いたら、彼らに関しての情報はまだなにもないに等しいのだけれども、現時点で彼らがSoundcloudにアップしている楽曲群(といってもたったの3曲なのだけど)が、なによりも雄弁にその存在をアピールしている。

 

彼らは5ヶ月前に1stシングル「To See A Sea」(シンセ・ポップに傾倒したインディー・ポップながら、後半のアシッド感に彼らの独自性を見ることができる)をリリースしたのち、約1ヶ月前に2ndシングル「Close To The Sun」をリリースしている。

この、ガレージにもシューゲイズにもニューウェーブにも聴こえる楽曲の覚醒感たるや!肥大した自我が融解していくような甘美さと危さを放つこのトラックはインパクト充分。そして半月くらい前に彼らがリリースしたのが3rdシングルとなる「21 & Up」だ。

歪みまくった音像は明白に現行のlo-fiサウンドを意識したものだろうが、完全にそれとは異物化された質感を持っているし、何度聴いても詰め込まれた過剰なまでの情報量=音数には眩暈がするほど。この暴力的なまでにバーストした楽曲に関して言えば、彼らがサンディエゴのパンクシーンとつながりがあるのかどうかはわからないのだけれども、インディーポップの文脈よりもそちらのほうに置いたほうが個人的にはスッキリする。パンクバンドがニューウェーブ的な意匠を凝らして行ったような色気に満ちているので。

なにぶん、その情報量の少なさが故に、すげえ、すげえ!としか書くことがないのだけれども。本人たちからTwitterで聞いたところによると、近々新曲を公開するってことなので、今後も注目していこうと。

 

カテゴリー: dream pop, garage, indie pop, new wave パーマリンク

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