My favourite stuffs of 2013 part-2

第10位 7 by Carpool

2013年を振り返ったとき、個人的にこの盤は外せない!東京のCarpoolのシングル。自分の脳の処理能力では、楽曲にこれでもかと詰め込まれた音の情報量やその展開のスピード感(BPM云々の話ではなく)が凄まじすぎて追いつかず、そのことに歯がゆさを感じながらも聴きまくった一枚。残念ながら最近メンバーが脱退したりしたようなのだけど、2014年こそはライブを観てみたいし、この音源の先を見ていきたいと切に願う。

第9位 Shocked Minds by Shocked Minds

00年代にもっとも素晴らしかったパンク・バンドのひとつ、Carbonas(!!)の初期メンバーによるバンド。Carbonasがラストアルバム~EURO TOUR EPで構築した、各楽器のエッジを徹底的に削ぎ落としつつ硬質な質感を浮かび上がらせるというサウンドはここでも健在。Shocked Mindsに関してはいつもチェックさせていただいているレコード・ロマンチックさんのこちらの記事にてより事細かに、そして熱くレビューされているので是非。

第8位 Posthumous Release by Coma Cinema

第7位 holo pleasures by Elvis Depressedly

これ、どっちか一枚ってのを選ぶことが出来なかった。Mat Cothranは非常に多作なアーティストではあるのだけれども、TV GirlのBrad、Jasonによるプロデュース、Foxes In FictionのWarrenによるマスタリング、Kiss Kiss FantasticのRachel(←彼女がR.L.Kelly名義でリリースしたLife’s A Bummerも恐ろしいほどのソングライティングスキルを披露した傑作だった)がゲスト参加・・・と豪華な布陣で作り出されたComa CinemaのPosthumous Release、この名義では過去最高級にダウナー感の漂うElvis Depressedlyのholo pleasuresと、2014年の彼はまさに才気煥発としか言い様がなかった。2011年にElvis Depressedly名義でリリースしたCollege Radio EP収録曲で、途中感極まって泣きそうになっている(!!)ようにみえた隠れた名曲Survivor’s GuiltをPosthumous Releaseにて再録していたのが個人的ハイライト。あと、最近YouTubeにアップされたElvis Depressedly名義でのライブ動画が無茶苦茶カッコいいので、未見の方は是非に(名曲Daughter of a Cop~Satan Made A Mansionの必殺のメドレーはこちら

第6位 Modern Living by Orca Life

2013年もChill Mega Chillのリリースものはハズレなしで、It Is Rain In My FaceTomemitsuMoon Bounceとかレーベル初のヴァイナルリリースとなったBorn Goldとか・・・非常に良作揃いだったのだけど、当ブログにてインタビューも行ったChris Roberts(インタビューのエントリーはこちら)のエレクトロニック/アンビエント・ユニット、Orca LifeのアルバムModern Livingは真に傑作だった。彼の主催するOtherworldly Mysticsからリリースされたコンピレーション「Book One」も、現在「インディー」の名で呼ばれる音楽への批評的態度に貫かれたアーティストのチョイスに、潔癖といっていいほどのセンスを集約させた力作で、アーティストとしての活動ももちろんのことレーベル・オーナーとしての姿にも2014年は特に注目し続けていこうと思う。

※このエントリーを起こしている間に、当ブログの2013年ベストの16位にセレクトしたHaunterが新作EPをOtherworldly Mysticsよりリリースする、という情報が入ってきた。Chrisの嗅覚の鋭さは流石、としか言いようがない。Haunterの新曲はこちらから。

・第5位 キラーチューンズ by The ムッシュビ♂ト

2013年に僕が忘れてきたもの。それは、このアーティストのアルバム完成時に彼の地元にまで赴いて長時間に渡って敢行したロング・インタビューのエントリーだ。諸事情によって大幅に遅れてるそちらの公開は・・・もうちょっと待って。でも、2013年、僕が一番聴いたアーティストはブッチギリでこの人だった。おととし迷われレコードからリリースされた大傑作XD/FITからスタートした物語が、Caro kissa(昨年リリースの「マワルセカイ」はこの年間ベストのエントリーにリストアップこそしていないけれども、昨年の下半期聴きまくりました)のすなちゅとのコラボ三部作のラスト作「ときめきガール」を経由しつつ名曲集「チェリーブロッサム」を経て、取り敢えず辿り着いた一個の結論としてのアルバム。こういうアルバムのリリースに間接的なカタチで、また、氏のレーベルPositive RecordsからリリースされたインドネシアのTokyoliteのシングル「Never Want/Hello」からはじまった狂騒に割とダイレクトに、それぞれ関わることが出来たことは。僕の人生の誇りです。だから、The ムッシュビ♂トの独占インタビューのエントリーをはやく仕上げなければいけないのだけれども・・・ホントに、もうちょっと待っていてください!

・第4位 肆 – SHI – by Shellshock

視聴

日本のスラッシュ・メタル黎明期から活動していたShellshockの、94年のオムニバス『Extreme Hot Candy』収録の名曲System Kills以来19年振りとなる復活作。Shellshockがアルバム『Fiel Larm』以降に展開していたプログレッシブなサウンドは、のちにマスコアとかカオティックハードコアとか呼ばれることになる音楽に非常に酷似していて・・・っていうのは今だから言えること。当時の自分にとってどれだけあのサウンドが過激に映ったかなんて、筆舌に尽くし難いものがある(当時、初期の純然たるスラッシュ・サウンドのファンたちのなかには困惑する人もいたようだけれども)。元Savage Greedの佐伯氏を加えた今作は、往年のサウンドの完全復活!・・・というだけに留まらず、日本語詞メインになったことで伊藤氏のメロディーへの言葉の乗せ方に見せる独自性(過去楽曲でもそれは”Hypocrisy”とかで際立ってはいたのだけれども)が主張され、まあ、それはヒップホップからの影響云々で片付けられそうなものではあるんだけど、それだけじゃなくて・・・つうか、俺なんかこの人たちがいたから音楽の聴き方とか楽しさ、自由さとかを知ることが出来たようなもんだから、こんなこと偉そうに書いているいま本気でビビってるんだ。Shellshockがいなかったら、いまの自分はいなかった。あと、Savage Greedのデモテープ「A Metamorphosis Addict」を当時買い逃していまだにオクとかで探し続けているんで、どなたか所有されている方コピーさせてください。もちろんお礼は致します。

・第3位 ₫IGI₮₳L ฿R€₤D by $lug ₵hrist ₰ ₡att Moop

2013年のアーティスト・オブ・ジ・イヤーはHydrabaddで間違いないと思う。「Temple of Tru Luv」、「Tundra Nymph & Ice Chasm」(Ice Chasmの813リミックスはとんでもなくやばい!)という、彼らのキャリアを一段も二段も上のステージへと連れて行くシングルをリリースし、Ryan Hemsworthが英BBCの放送で披露したミックスにおいてプレイされるほどの実績を上げ・・・と、誰が彼らがここまで登り詰めると想像したか?っていうくらいの活躍っぷり。で、ここではあえてそのHydrabaddの音源ではなく、Catt Mooperがex-An Isle Ate Her時代の盟友H l p s(DudesとSplitシングルは本当に最高だった・・・)でもお馴染みのSlug ChristことChaz Bellと再びタッグを組んだこのコラボをここではチョイス。これは、涙なしには聴けなかったです。

・第2位 Subsume by Cloudkicker

これは超強烈だった。CloudkickerはコロンビアのBen Sharpによるひとりdjentユニットとして知られているけれども、個人的にはCloudkickerは2010年にリリースしたアルバム]]][[[(←読み方わかんね)においてメタルをベースにしてポスト・ロック、シューゲイズ、エモを融合させたサウンドがあまりにも鮮烈すぎて、正直それ以降のBeaconsとかFadeとかっていう充実したアルバムに親しめなかった・・・それはまあ、]]][[[的なサウンドを求めてしまっていた自分が原因でしかないのだけど(そんな僕の勝手な思いは2012年のクリスマス頃にサンクラにアップされた大名曲Signal/Noiseにて瞬間的には充足されてはいたが)、だからこそ、]]][[[をさらに深化させたかのようなこのアルバムがドロップされたときの興奮といったらなかった。

・第1位 Diastima by Blake Melton

昨年のベストリリースは2013年の1月1日にリリースされたこのアルバム。このアルバムに救われた1年だったな、と思う。このアーティストのインタビュー(←エントリーはこちら)をやれたのも自分にとっては大きな成果のひとつだった。

 

遅くなりましたが。皆様、あけましておめでとうございます。本年も、皆様が健康でありますように。

 

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