サンフランシスコのドリーム・ポップ、シューゲイザー。
My Bloody Valentineの女性Vo、ビリンダの名前からバンド名を命名したこのバンドは、
アルバムregret, love, guilt, dreamsならびにgoodbyesが日本でもFastcut Records
より日本盤がリリースされていることもあるし、知名度は高いかと思うのだけれども。
彼らが数日前にリリースしたばかりのTHE LOVER’S SUICIDEが素晴らしかった。
インディーポップ然としたTrk-1のタイトル・ナンバーもいいんだけれども。
Trk-2のRocketshipカバーLOVE SO ESTRANGEDが、Chillwaveを通過したドリーム・ポップ・バンドによる
ひとつの方向性を示したような楽曲で、これは出色の出来。
このシングルがMeishi SmileのZoom Lensからのリリース、というのが非常に興味深い。
Zoom Lensと言えば最近国内外での評価の著しい日本のmus.hibaさんがここの所属になる、というアナウンスがつい先日あったばかりであるし、
Meishi Smileといえばその日本への偏愛(それはこのシングルの日本盤帯付使用を模ったジャケットにも現れている)でお馴染みだと思うのだけれど、
そのMeishi Smileの傑作LustのカセットがElvis Depressedly/Coma Cinema,Ricky Eat Acid,Happy Trendy
・・・などのカセットをリリースし続けているOrchid Tapesからリリースされているという事実に、
ここからなにかが生まれる予感みたいなものを覚えて、僕は胸が高まるのを禁じずにはいられないんだ。