Ricky Hamilton Interview

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(For foreign readers:English text of the interview is below)

今回のエントリーは、こちらで告知していたQuality Time Records(Facebook)主宰、The Nico Missile(Facebook)やFascinating(Facebook)でその才覚を発揮しているクリーブランドのパンク・ロッカー、Ricky Hamiltonのインタビュー!(Quality Time RecordsならびにRicky Hamiltonについては当ブログでも何度か取り上げているので、こちらこちらを参照のこと)

・・・と、その前に。アルバムがリリースされてからすでに数ヶ月が経つけれど、僕はずーっとこのことをブログで声を大にして主張したかった。叫びたかった!The Nico Missileの「Wonder Drug」は素晴らしい!!最高だ!!!

今年の4月にQuality Time Recordsよりリリースされたこのアルバム、実は僕は以前にJuJu Shrineのカセット(これもあまり話題にはならなかったけど、ガレージ寄りのポストパンクで強烈です)をオーダーしたときだったかな?Rickyが好意で本作のCD-Rを一緒に送ってくれていたので、いちはやく聴くことが出来ていたのだけれども、そこで展開されていたのは2015年の前作「Big Red Button」よりもシャープで、ソリッドなパンク・ロック。それはまだマスタリングが施されていなかったその段階ですら、パーフェクトと言っていい代物で、正式な音源として公開されるのを期待に胸を膨らませて待っていた僕は、そのCD-Rの時点では全10曲のEPという扱いだったが、Wesley Whoとのスプリット7インチ(Link)に収録の”Hot Summer”、”21st Century Girl”(どちらも名曲です)をオミット、新たに8曲が追加されてフルアルバムというカタチで発表された「Wonder Drug」に完全に打ちのめされた。インタビューにもある通り、RickyはThe Nico Missileの音楽性を「traditional punk and glam」であると認識しているようだが、近年パンク/パワーポップのバンドたちの間では完全に定番化したExploding Hearts的なグラム・ロックの解釈の仕方と、The Nico Missileのグラム・ロックへのスタンスとではその本質は大いに異なる。以前、Rickyは自身のInstagramにGirl(注・のちにDef Leppardに加入するフィル・コリンが在籍していたことでも知られるNWOBHMの名バンド)の1stアルバム「Sheer Greed」のヴァイナルの写真をアップしていて、それを見た僕はもう目から鱗が落ちる思いがしたのだけれど、近年のパワーポップ・バンドの多くがグラム・ロックに対してストレートな愛情・リスペクトを持って自分たちの音楽に反映させている(ように思える)のに対して、例えばGirlがNWOBHMの圧倒的なドライブ感のなかでグラム・ロックのエッセンスを「異化」させてみせたプロセスを、The Nico Missileは前作「Big Red Button」から「Wonder Drug」に至る音楽的変遷のなかで、パンク・ロックのコンテクストにおいて体現しようとしたのではないか、と。
そしてPagansのMike Hudsonによってコンパイルされ82年にリリースされた、クリーブランドのlate 70’sのパンク、ポスト・パンク、パワーポップetcのコンピレーション盤「Cleveland Confidential」に収録のMenthol Wars(のちに映画監督として大成功を収めたRobert Longoが在籍していたバンドで、ロック・ファンにとっては彼はNew Orderの”Bizzare Love Triangle”のPVや、Replacementsの「Tim」のアートワークを手掛けた人、と説明したほうが手っ取り早いのではないかと)の名曲”Even Lower Manhattan”のカバー、というよりもむしろ換骨奪胎的なナンバー”Menthol Wars”は、彼らが住むオハイオ州クリーブランドという都市から産まれたロックを自分たちが継承していくのだ、というアイデンティティの表明そのものであって、その誇りに満ち溢れた姿には思わず目頭が熱くなった。「Wonder Drug」を何度も何度も繰り返し聴き、いても立ってもいられなくなった僕はRickyにインタビューを申し込み、そして実現したのが以下に掲載するインタビューである。彼がこの2年くらいで関わった、または現在進行形で活動しているバンド/プロジェクトの数々、Quality Time Recordsの膨大なリリース量でありそのクオリティこそが彼の生き様をなによりも雄弁に語っているし、本来的には彼は非常に寡黙な人物であるように思うが、こちらからの申し出に熱意を持って答えてくれた彼には感謝の念に堪えない。Thank you so much,Ricky!I really appreciate it!また、このインタビューは日本にはなかなか情報が入ってきづらいクリーブランドの現行パンクの当事者、いや、それどころかまさに中心人物によって語られた、彼の地のシーンへのガイドラインとして、世界的に見ても貴重なテキストになったと僕は自負している。
(注・なお、文中にて名前が挙がる現行のバンドたちのリンク先のほとんどがアーティストたちのBandcampページになっているので、どんどんリンク先に飛んでチェックしてみてください!どれもこれもカッコいい音楽ばかりで、驚愕すると思います!)

 

 

・はじめに、あなたのバイオグラフィー、音楽的なキャリア、あなたの音楽に与えた初期の影響について教えてください。以前Warm SodaやUseless Eatersにも参加していたとか。

「俺のパーソナルなバンドはblackbear + the surf bums、 The Nico Missile、Pig Flayer、Shagg、The Venus Flytraps、それとFascinatingだ。以前はナッシュビルとカリフォルニアに住んでいたけれど、俺のホームはいまもこれからもずっとクリーブランドだ。いくつかのグループとツアーをしたあとにクリーブランドでレーベルをスタートさせたくなったから、2014年にQuality Time Recordsをはじめるために正式にクリーブランドに戻ってきた。それ以来俺たちは20枚以上のアルバムをリリースして2016年と2017年にはさら に予定が組まれている。少なくともレーベルの半分のバンドはツアー経験があってレコードは国際的に流通している、そのことはいま俺たちが会話をしていることから も明らかだよな!俺は生涯にわたってたくさんの異なるアーティストたちの影響を受けてきた。いままさに俺が作っている音楽において、いくつか突出した存在といえるメインのバンドが存在している。Swansの音の強度、Jesus and Mary ChainとThe Velvet Undergroundのアティチュードに俺は心を奪われている。俺はDavid Bowieの外見、サウンド、スタイルを間違いなくBowieであり続けながら変化させていく能力にもインスパイアされているな。けれどなによりも、Postcard Records、Sarah Records、K RecordsやKill Rock Starsのようなグレートなレーベルを尊敬して止まない。俺はドラマーとしてWarm Soda、Useless Eatersのどちらともツアーしたことがあるよ」

・Nico Missileのニューアルバム「Wonder Drug」は素晴らしいですね!以前よりもパンクな音になっているように思います。これは意識的な変化なのでしょうか?また、レコーディングはどのようなものだったのでしょう?

「The Nico Missileのサウンドは2013年にはじめてオークランドでレコーディングを行ったときから進化し続けている。俺がクリーブランドに戻ったとき、ギターにMarty Brassを加えてこのバンドは生まれた。Martyはくだらないペダルや高価なエフェクターを使わずにウォール・オブ・サウンドを膨れ上げさせるとてもユニークなやり方を知っている奴さ。俺たちはドラマーを見つけて俺がヴォーカルを務めることでライブをはじめた。バンドの初期にはベース・プレイヤーがいなかったし、ライブはレコーディングよりももっとパンクしてたよ。TascamでのレコーディングからクリーブランドのBad Racket Recordingsっていう大きなスタジオ環境へと切り替えたことでそれが変わっていった。Bad Racketは俺たちが「Big Red Button」と「Wonder Drug」の両方のアルバムを録音したところだ。「Wonder Drug」のレコーディングはうまくいった。俺はドラムという任務を引き継いだから、ドラマーとしての、またシンガーとしての思考を同時に活用して楽曲のことを考えるようになった。俺たちはフルタイムのベーシストを加入させもしたから、もっとライブっぽく録音できるようになったしね。それから俺たちは誰がどのパートを書くか、ということも変えたんだ、そのことが「Wonder Drug」全体をパンク美学に導くのを促進させているな」

・あなた方は「Wonder Drug」でMenthol Warsの”Even Lower Manhattan”のカバーをしていますね。「Cleveland Confidential」はあなたにとってどのような意味を持つものなのでしょうか?
「俺は最初はクリーブランドのバーで「Cleveland Confidential」のアルバムについて教わったんだ。そこのバーテンダーが俺にEaster Monkeysを聴くように言って、それから俺はあのアルバムを探し求めてようやく見つけ出した。あれは俺の人生を変えた。俺はPagans、Dead Boys、Pere Ubu、Rocket From The Tomb、Electric Eelsなんかは知っていたけど、あのコンピレーションに収録されているバンドたちはほとんど、他にはまったくレコーディングをしていない。Menthol Warsを含めてね。もちろん、それは非常にクリーブランドらしいことで、多くの素晴らしいバンドがクリーブランドから現れたにも関わらず大抵はもう手遅れで、フルアルバムをリリースすることだとか、他の連中が当たり前だと考えることの多くをバンドたちはあらかじめ断念していたんだ。他の多くの都市と違ってクリーブランドは今日に至るまで未だにタフなんだ、さあ髪を切って労働組合に加入するときだぜ、俺の言ってることはわかるだろ。あのレコードの他のあらゆる曲よりもMenthol Warsが俺の心をかき乱すのはこういう理由による。とあるバンドが本当に素晴らしくて、なのにどうしてたったの一曲だけしかリリースしていないなんてことが起こり得るんだ?俺たちはあの曲をカバーするためにベストを尽くしたんだけど、どうしても俺がすべての歌詞を聴き取ることが出来なかった。Martyがあの曲のリフを変えて、”Even In Lower Manhattan”というタイトルの代わりに”Menthol Wars”と呼ぶほうがより誠実だと俺たちは決定したんだ。何故なら、俺たちは心の底から彼らのことを誇りに思っているからな」

 

・僕はクリーブランドと、クリーブランドのパンク・シーンについて知りたいです。Ocean PeopleObnoxkill the hippiesShitbox JimmyやもちろんQuality Time Recordsの全部のバンドなど、クールなバンドがたくさんクリーブランドには存在していると思います。それについてどうお考えですか?クリーブランドのバンドであなたのオススメは?

「俺のクリーブランドとかの出身のバンドでフェイバリットはいま名前が挙がったバンドを含む。Saucepan Recordsが出したやつはすべてとんでもないよ。それに加えてNon-Commercial RecordsとTurbine Piss Recordsは凄まじいアウトサイダー・ワイアード・パンクをリリースしている。いまはRubber MateBulschPerverts Again、Kill The Hippies、Meanderthal、Shitbox Jimmy、Prison MoanYambagCruelsterDecheAnother Mother’s MilkBarry HallsGlass TrapsTonawandasMa HolosCheap CloneSister SmirkGoldminesCounter IntuitsThe Safeties、Pleasure Leftists等々が気に入ってる。文字通り名前を挙げはじめたらキリがないぜ!」

 

・Dead BoysやPagans、Hammer Damage、Rubber City Rebels、それからなによりも重要なRaspberriesなど、沢山の素晴らしいパンク/パワーポップ・バンドがクリーブランドにて生まれていますね。あなたはそれらのバンドたちの影響を受けていますか?

 「オハイオではBloody ShowDay CreeperPsychic WheelsBlood NoizeBobb HattDanaEgon Gone & The Sun DogsWinston HightowerRaw PonyPutrid CausePink Owl、Bush Administration、Slug Bugzなんかのコロンバスのシーンにより入れ込んでるね。シンシナティにはLeggyTweensHarlequinnsBlack PlanetDingeや、沢山のバンドがいるぜ!」

 

(Quality Time Recordsより昨年リリースされたコンピレーション・カセット「Quality Time Volume 1」。オハイオの現行パンク/DIYシーンの入門編としても最適な1本となっている。Volume 2のリリースも間近とのこと!)

・あなたはNico MissileとFascinatingに参加していますね。それから、Marty BrassはNico Missile、Ma Holos、JuJu ShrineにFascinatingにも参加しています。それらのバンド間でのあなたの役割の違いはどういったものでしょうか?あなたが曲作りをするとき、それらをどのように使い分けているのでしょうか?

「俺はFascinatingとNico Missileの両方で曲を作っている。ふたつのバンドでの曲作りのプロセスはどちらも異なる行程によるもので、そのことが楽曲を似通ったサウンドにならないようにし続けているんだ。Fascinatingのほとんどの曲はTascamの4トラックで曲全部を俺ひとりでデモ録りするところから始まる。そして、仕上がった曲をMartyとAlfredに手渡してそこに彼らが自分たちの影響を加えることで俺が好むようなものとは少し違ったものになっていく。例えばAlfredがビビるようなバックのハーモニーを書いたりさ。FascinatingはMartyが唯一ドラムを叩くバンドでもあるから、彼はプレイに集中してるよ。Nico Missileでは俺はいつもMartyの弾くギターパートにじっくりと耳を傾けて、ドラムを叩きながら歌詞を書いている。このやり方で曲が共同作業的に作られるというわけだ。Nico Missileの初期の頃には俺が曲をギターで作って渡して、それを彼がちょっと違う風にプレイすることで曲をユニークなものにしていたんだけどな。2015年にJuJu Shrineが半永久的に活動を停止したからMartyと俺はヘヴィなノーウェーブ・スタイルのパンクをプレイするためにPig Flayerを結成した。俺たちはいつも違ったやり方でプレイすることを許容する構造の楽曲にするというアイデアをとても気に入ってるよ。Free KittenやDNA、それからThe Fallのようにな。Martyは音楽から離れてもいつだって気持ちのいいヤツで、そのことが彼とRobert Joyceとをうまくやっていかせている理由だ。Ma Holosは他の何よりも感情を優先することが素晴らしいライブ体験を作り出している。RobertはMartyに渡す前にMa Holosの曲のほとんどを作っていて、だから俺たちは面倒な思いをしたりせずにバンド間でメンバーをシェア出来るんだ、何故ならそれぞれの奴に自分の曲を吐き出す場所があるからな」

 
・あなたはQuality Time International Radio #1(訳注・Quality Time RecordsのSoundcloudにて公開されたミックス。バ ラエティに富んだ選曲が楽しめる)にてOrange Juiceの”Falling and Laughing”、Guided By Voicesの”My Valuable Hunting Knife”やMy Bloody Valentineの”Soft As Snow”をセレクトしていました。あなたの音楽にはパンク/パワーポップだけでなくインディーポップ、ジャングルポップやシューゲイズなどの影響が見受けられるように思います。あなたはそれらの音楽の熱心なリスナーなのでしょうか?

「俺はあらゆる種類の音楽、パンク、プロトパンク、グラム、C86、ローファイ、ニューウェーブ、ブリットポップ、ハードコア、クイアーコア、ライオットガール、ノーウェーブ、それからとりとめなくなるけど俺がガキの頃から好きなThe CarsやElvis Costelloなんかには特に影響を受けている。俺はそれらの影響をそれぞれ別のバンドやプロジェクトに注ぎ込むんだ。Pig Flayerはワイアード・ハードコア、Fascinatingはダーク・ポップ・ローファイ、Nico Missileはトラディショナルなパンクとグラム、ShaggはLizzy Desclouxのようにダンサブルなノーウェーブ、The Venus Flytrapsはブリットポップにインスパイアされたパンクだ。新しく出来る曲というのはだいたいそのいずれかに引き寄せられていくんだけど、そうじゃなかったら俺は新しいバンドを作るまでさ!」

・日本についてどうお考えですか?日本のバンドを聴いたりしますか?

「俺は日本にも豊かなパンクの歴史があると思うし、いつか日本でライブが出来たら誇りに思うだろうな!The SS、Teengenerate、The Stalin、Gism、Guitar Wolf、Merzbow、Boredomsが個人的なフェバリットで、最近ではPop Ball Recordsにもハマっていた。彼らのヴァイナルがクリーブランドのMy Mind’s Eyeレコードに入荷していたからな」

・最後に、日本のリスナーにメッセージを!

「これを読んでいる日本のファンに、お前にはオハイオ州クリーブランドに仲間がいる、ってことを知ってもらいたいね!俺たちはもっと日本のバンドを観てみたいし、もしもこっちでライブをやるなら俺たちがケアすることが出来る。レーベルを通して俺に声をかけてくれよ、そして生産的なDIYの流儀のなかでお互いに似た部分をシェアすることでこの世界をより良いものにして行こうぜ」

(以下インタビュー原文)

First of all,please share with us about your biography,musical career and early influences on your music.Have you joined Warm Soda and Useless Eaters before?

My personal bands include blackbear + the surf bums, The Nico Missile, Pig Flayer, Shagg, The Venus Flytraps, and Fascinating. Although I have lived in Nashville and California my home base is and will always be Cleveland. After touring with other groups I knew I wanted to start a label in Cleveland so I moved back officially in 2014 to start Quality Time Records. Since then we have released over 20 albums and have many more scheduled for 2016 and 2017. At least half the bands on the label have toured and the records have made it internationally, which is evident by our conversation!

I’ve been influenced by tons of different artists over the course of my life. There are a few main bands that stick out to me in the music I’m making right now. I’m very drawn by the intensity of Swans and the attitude of Jesus and Mary Chain and The Velvet Underground. I’m also inspired by David Bowie’s ability to change look, sound, and style while remaining distinctly Bowie. But most of all, I look up to great record labels like Postcard Records, Sarah Records, K Records, and Kill Rock Stars.

I have toured with both Warm Soda and Useless Eaters, as their drummer.

・Nico Missile’s new album,Wonder Drug is awesome !I think it sounds more PUNK than Nico Missile did before.Do you change band’s sound consciously?And how did the recordings go?

The sound of The Nico Missile has been evolving since the first Oakland recordings in 2013. When I returned to Cleveland, I added Marty Brass on guitar, and the band was born. Marty has a very unique way of filling out a wall of sound without using frivolous pedals and expensive gear. We found a drummer and we started playing shows with me on vocals. In the early days of the band we didn’t have a bass player and the shows were way more punk than the recordings. That started to change as we switched from Tascam recordings to a larger studio atmosphere at Bad Racket Recordings in Cleveland. Bad Racket is where we recorded both Big Red Button and Wonder Drug.

The recording of Wonder Drug went well. I took over drum duties so I was thinking of the songs through the mind of a drummer and a singer at the same time. We also added a full-time bassist, which allowed us to record more of it live. We also changed who wrote which parts, which helped lead to Wonder Drug’s overall punk aesthetic.

・You did a cover of Menthol Wars’ Even Lower Manhattan on Wonder Drugs.What does Cleveland Compilation mean to you?

I first heard about the Cleveland Confidential album at a bar in Cleveland. The bartender told me to listen to Easter Monkeys and when I looked them up I found the album. It changed my life. I knew of Pagans, Dead Boys, Pere Ubu, Rocket From The Tomb, Electric Eels etc. but some of the bands on that compilation have little to no other recordings including Menthol Wars. Of course, that is a very Cleveland thing to do, because although many of the best bands emerge from Cleveland it’s usually much too late and the bands have already given up on many things others take for granted like releasing a full album. Unlike many other cities Cleveland is still tough to this day and at some point it’s time to get a haircut and join the labor union, if you know what I mean. It’s for this reason that Menthol Wars perplexed me more than any other song on the record. How could a band so good only release one song? We did our best to cover it although I could never quite understand all the words. Marty changed the riff and instead of calling it “Even In Lower Manhattan,” we decided it was more honest to call it Menthol Wars since really we were honoring them.

・I’d like to know about Cleveland and Cleveland’s punk scene.I think so many cool bands  are in Cleveland,like Ocean People,Obnox,kill the hippies,Shitbox Jimmy,then off course all bands from Quality Time Records!What do you think?And would you tell me your recommened bands in Cleveland?

My favorite bands come from Cleveland and that includes current bands. Everything Saucepan Records puts out is phenomenal. In addition Non-Commercial Records and Turbine Piss Records put out great outsider weirdo punk. Currently my favorites are Rubber Mate, Bulsch, Perverts Again, Kill The Hippies, Meanderthal, Shitbox Jimmy, Prison Moan, Yambag, Cruelster, Deche, Another Mother’s Milk, Barry Halls, Glass Traps, Tonawandas, Ma Holos, Cheap Clone, Sister Smirk, Goldmines, Counter Intuits, The Safeties, Pleasure Leftists etc. There are literally too many to name!

・And so many great punk/power pop bands are from Cleveland,like Dead Boys,Pagans,Hammer Damage,Rubber City Rebels,and more than anything Raspberries!Are you influenced by those bands?

In Ohio more generally I’m really into the Columbus scene like Bloody Show, Day Creeper, Psychic Wheels, Blood Noize, Bobb Hatt, Dana, Egon Gone & The Sun Dogs, Winston Hightower, Raw Pony, Putrid Cause, Pink Owl, Bush Administration, Slug Bugz, etc. and in Cincinnati there’s Leggy, Tweens, Harlequinns, Black Planet, Dinge, and a bunch others!

・You take part in Nico Missile and Fascinating.What is the difference between your roles of those bands?Then,Marty Brass is in Ma Holos,Ju Ju Shrine and Fascinating.When you write songs,how do you use those separately?

I do write for both Fascinating and The Nico Missile. The writing process for the two has different paths, which keep the songs from sounding too similar. Most Fascinating songs begin on the four-track Tascam with me demoing the entire song by myself. Then, I bring an entirely written song to Marty and Alfred and they add their influences making it slightly different in a way that I like. For example, Alfred writes phenomenal background harmonies. It’s also the only band Marty plays drums with so he gives it his total focus. For The Nico Missile I usually listen to a guitar part Marty is playing and then write the lyrics while playing the drums live. In this way the songs are written collaboratively. During the early days of The Nico Missile I would bring songs to Marty on guitar and he would play them slightly differently making them unique.

In 2015 JuJu Shrine went on permanent hiatus so Marty and I created Pig Flayer to play heavier No-Wave style punk. We loved the idea of having songs that have a structure that allows them to be played differently every time. Like Free Kitten, DNA, and The Fall. Marty has always been more confortable feeling out the music, which is why he and Robert Joyce work so well together. Ma Holos puts feeling before anything else making it a tremendous live experience. Robert writes most of the songs for Ma Holos before bringing them to Marty so we’re able to share members between bands without getting overwhelmed because each person has an outlet for their songs.

・You selected songs like Orange Juice’s Falling and Laughing,Guided By Voices’ My Valuable Hunting Knife and My Bloody Valentine’s Soft As Sonow on Quality Time International Radio #1.I think not only punk/power pop but also indie pop,jangle pop  and shoegaze stuffs’ influences are on your music.Are you a listener of those kind of music?

I’m influenced by all sorts of music especially punk, proto-punk, glam, c86, lo-fi, new wave, brit pop, hardcore, queercore, riot grrrl, no wave and just random things I like from my childhood like The Cars and Elvis Costello. I channel these influences into different bands and projects. Pig Flayer is weirdo hardcore, Fascinating is dark pop lo-fi, Nico Missile is traditional punk and glam, Shagg is danceable no wave like Lizzy Descloux, The Venus Flytraps is brit pop inspired punk. New songs usually gravitate towards one of these areas and if they don’t, I just make a new band!

・What do you think of Japan?Do you listen to Japanese bands?

I think Japan has an equally rich punk history and I would be honored to play there in the future! The SS, Teengenerate, The Stalin, Gism, Guitar Wolf, Merzbow, Boredoms are personal favorites and I’ve also gotten into Popball records recently because they carry their 45’s in Cleveland at My Mind’s Eye Records.

・Finally,please give some message to Japanese listeners!

As for any fans reading this in Japan I want you to know that you have friends in Cleveland, Ohio! We would love to see more Japanese bands and we can take care of you when you play here. Reach out to me through the label and let’s make the world a better place by sharing our similarities in a productive DIY manner.

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2016/08/24

数日前に公開したRicky Hamiltonインタビューについて、若干の補足というか、あとがき。今回からは海外のアーティストのインタビューについては原文を掲載することに決めて、それはもちろん自分が高校生のころに影響を受けたファンジンが日本語/英語併記のバイリンガルスタイルだったっていうことへの憧れも大きいのだけれども、本来的な目的としてはふたつ。自分の英語の出来なさをオープンにすることで、読んでくださった誰かが「ああ、この程度の奴でもこんなことやっていいんだ」って思ってくださったらいいなあっていう。そうだよ、こんなんでもやっていいんだよ。それと、こういうものをちゃんと世界とシェアしていきたいってこと。まあ、他人からしたらたかだかインタビュー1本やっただけなわけで、まだ風呂敷広げる段階でもないだろうしこの辺で。 続きを読む

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2016/08/12

日記。きょうで41連勤終了。あと10日。精神的にも肉体的にもピークはすでに来ていて、音源もほとんどチェック出来ていないんだけど。気になってるやつはとりあえず片っ端からwishリストに突っ込んでいるので、仕事が一段落したら一枚ずつ聴いていこうかと。仕事仕事の毎日のなかで、買ったやつ。 続きを読む

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